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【悲報】人材競争力: ソウル・台北・シンガポール>東京という現実

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人材の競争力を国・都市毎に評価した2019年版の「世界人材競争力指数」において、東京が上位10都市にランクインできず、同じアジアでもソウル・台北・シンガポールに負けていることが明らかになりました。報告書では、長期的なトレンドとして、小規模かつ歳入の多い国と米国に世界の人材が集中していること、国家間の人材の格差が拡大していることも分かりました。

出典:Global Talent Competitiveness Index 2019

経済を成長させる原動力はイノベーションであり、イノベーションを引き起こす鍵は優秀な人材にあります。その人材の競争力において、我が国の政治・経済・教育・文化の中心である東京が、上位10都市にもランクインできませんでした。

しかも、同じアジアの主要都市であるソウル(10位)・台北(15位)・シンガポール(17位)が東京(19位)より上位にランキングされ、特にソウルに至ってはしっかりと上位10都市にランクインしている現実を見ると、報告書を作成した人材サービス世界最大手のアデコがスイスのチューリッヒに本拠を置く企業であることから、報告書においてヨーロッパが重視される傾向があったのだろうと現実から目を背けて自らを慰めることすらできません。

同報告書では、アメリカから、ワシントンDC(1位)、ボストン(6位)、ニューヨーク(8位)がランクインしており、10位以下を見ても、サンフランシスコ(12位)、シアトル(13位)、ロサンゼルス(22位)、シカゴ(31位)と並んでおり、アメリカには東京クラスの都市など幾らでも存在することが分かります。

     全体の都市ランキング                        スコア
         1.      ワシントンDC(アメリカ)    69.2
         2.      コペンハーゲン (デンマーク)     68.0
         3.      オスロ(ノルウェー)                   66.1
         4.      ウィーン(オーストリア)              65.7
         5.      チューリッヒ(スイス)               65.5
         6.      ボストン (アメリカ)                  65.4
         7.      ヘルシンキ(フィンランド)          65.0
         8.      ニューヨーク(アメリカ)           64.6
         9.      パリ(フランス)                          63.5
        10.      ソウル(大韓民国)                     62.7

私達が若い頃、学校で「勤勉で優秀な日本の労働力に支えられて高度経済成長が実現した」と教えられたものです。しかし、実はそんな言説は単なる自己中な幻想に過ぎず、全国から選りすぐられた東京の人材ですら、今や世界からその人材の競争力は韓国や台湾にすら劣っていると見られているという現実を見つめ直さなければなりません。

私達は、このようにまず正しい自己認識をした上で、この厳しい状況をどう生き抜いていくべきか、改めて考える必要があるでしょう。

 

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